今朝、出勤途中の慌ただしい中、
駅前の街路樹の下を、
まだグレーの産毛の子雀が、
一羽、ピョンピョン跳ね回っていた。
はぐれている感じはしなかったので、
しばらく、安心して見ていた。
暑いし、週末で月末でもあるし、
体調もまだ本調子ではなかったけれど、
その可愛らしさに、釘付けになって、
結局、一日中、その残映によって、
楽しくいられた。
人間が、知識と経験を寄せ集めて、
生き物の頂点にいるつもりでいても、
こんなにも、毎日、苦しい辛いと嘆いている。
とりあえず、
他の生き物から学ぶべく、
一から出直しだ!
「子雀をいつくしむ鞄投げ出して」
臼田亜浪
合掌