子どもの頃の、
何となく今でも印象に残っているシーンに、
今さらながら意味付けするのに、
どれだけ意味があるのかわからないが、
まあ、お慰みだ、書いてみよう。
広島に住んでいれば、
フェリーに乗る機会はある。
子どもの頃、その目的とは別に、
いつも、
海そのものに吸い込まれそうな気持ちになっていた。
桟橋を渡るとき、乗船してからもずっと、
その青み、深み、アブクや揺らぎに目を奪われていた。
魚や海草は、二の次だった。
決して、楽しいでも興味でもなく、
ただただ不安なのに、目を離せなかったのだ。
恐らく、子どもながらに、
人間の力の到底及ばない世界のあることを、
知ったんだろうね。
しかも、離れようにも離れられないもどかしさ...
そして今、その理解を、
肯定的に表現出来るようになった。
<あるがまま=ビーイング(存在)>の世界。
ようやく、子どもの頃の自分が笑い出した(笑)
合掌