人間関係に悩んでいるというとき、
大概、自分と他人、自分と環境、自分と条件、みたいに、
自分と○○という構図を前提としている...
そして、そこにいろいろな考え方を適用して、
先ずは、対する○○にはたらきかけて解決を試みるのだが、
ほとんど上手くいかない...
そこで考えあぐねて、
心理学やスピリチュアルの本などに答えを求め、
「問題は自分自身にある」というフレーズに小突かれて、
今度は戦略を180度変えて、自分自身を責め始める...
全然楽にならない...
そもそも、悩みの素となる問題、
あるいはそこに発生するとされる責任とは、
誰の者なのだろう...
いやいや、
果たしてそんな事態が発生していることさへ疑わしい...
問題らしき状況が発生したとして、
そこに発生する感情は事実であったとしても、
責任とは一体何なのだろう...
セラピーやスピリチュアルの領域に身を置きながらも、
ボクは、そんな窮屈で重っ苦しい考えや態度は好まない...
無責任というと聞こえは悪いが、
クライアントにもボク自身にも、宇宙にも神様にも、
責任は取らない、取りようがない...
ただ存在していることだけを良しとしたいのだ...
合掌