いまだ尽きない詐欺のニュースなどにふれて、
「世の中、うまい話なんてないんだよ」と誰かが言えば、
「ほんと、そうだよ」とそこにいる誰もが、間髪入れずに呼応する。
ここに異論を挟んでみよう(笑)
みんながみんなそう得心していれば、
とっくにこの手の事件なんて影も形も無くなってるはずだろう、
しかし、相変わらず後を絶たない...
本音を言えば、みんな、
「自分のところに来た話だけは大丈夫」だと思ってしまう...
そりゃあそうだ、
自分と自分を取り巻く関係を好意的なものだと思うことは、
自然なことなのだから...
実は、もっと根深い問題がある...
<自分と自分を取り巻く関係>は好意的に思えても、
その外に広がる<世の中>については、
悪意とまではいかなくても、否定的なものだと考えがちなのだ...
その裏には、たとえうまい話があったとしても、
自分自身を、それを受け取るにふさわしい人物だと思えないから、
どこかで悪者を想定していないと、やってられないのだ...
異論的結論を述べる...
世の中、うまい話もあればそうでない話もある、
そして、それを受け取るのも撥ねつけるのも、あなた次第、
あなたには、その能力もあれば自由もある...
ただ、それだけのこと、
楽しい世界で暮らしましょう(笑)