どれほど可愛がっているペットや、
世間では穏やかだと思われている動物でも、
彼らは、常に身の危険を案じ、警戒を怠ることなく、
時には、瞬間的であれ、本能的に、反撃に出ざるを得ない...
この状況、少したって、お互い哀しくなる...
しかし、動物の一種、人間だって同じこと。
どれほど立派な能書きをたれようが、
我が身、命を守るため、本能的に、牙をむくことだってある...
全くもって自然なこと、
倫理的にあれこれ言う話ではない。
時がたち、その哀しさ愚かさにわずかでも気づけばそれで良し、
としたいが、それを引きずるのも人間の性...
さて、どうするか...
瞬間的な反応を止めることは出来ない、
だからそれは肯定する、
しかし、それでどうしたいのかを自問自答するしかないだろう...
1時間後、明日、3ヶ月後、1年後の自分...
どうなっていたいのか、そして、
そんな未来の自分からどんな言葉が返って来るだろう...
哀しむべきは哀しんで、
だけれども、
慈しむべきも慈しむ、
それはまぎれもなく自分自身のことだ...
合掌