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ヒプノセンス~熱と工夫のヒプノセラピー(催眠療法)~

■ プロフィール

今西和彦

Author:今西和彦
1967年広島生まれ 
早稲田大学教育学部国語国文学科卒業
横浜市在住


◎米国催眠士協会
 認定ヒプノセラピスト
 (National Guild of Hypnotists)
◎米国催眠療法協会
 認定ヒプノセラピスト
 (American Board of Hypnotherapy)
◎米国アルケミー催眠協会
認定ソマティックヒーリング
上級コース修了
 (Alchemy Institute of Hypnosis)
◎日本ホリスティックアカデミー
前世療法プロコース修了
年齢退行療法プロコース修了
◎QE(クォンタムエントレインメント)ヒーリング
基礎&上級&ユーフィーリング& アート・オブ・スティルネスコース修了
◎量子波ヒーラー養成コース修了(導入&S1&S2)
◎整体師
◎レイキティーチャー

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富士山③
わずか数ヶ月でお暇したサロンに残した文章、
富士山について、
一昨日、昨日と続いて、本日最終日の再録...


それではどうぞ...

 『富士さんのご近所さん』

 駿河湾の端っこからじーっと富士山を見て育ったのが、
 沼津が生んだ世界的な作家、芹沢光治良(せりざわ・こうじろう)

 日本一のものを始終見ていたからこそ、
 世界的にもなれた、と言えるかもしれない。
  
 この作家は、
 戦前、戦中、戦後と昭和文壇のど真ん中にいたにも関わらず、
 晩年、『神シリーズ』や、ある教祖の物語を書いたおかげで
 批評やメディアでまともに扱われることがなくなった。
 現時点での、この国のインテリや想像力の限界かもしれない。
 
 今後どんなかたちで復活するか楽しみだけど、
 きっと甦るから、
 今のうちに古本屋で作品を集めておくのも良いかも。
 
 文学的な価値はもとより、時代をまたいだ人間の一生を、
 作品と作家の生涯のどちらからも追えるので、損はない。
 
 ちなみに、先にあげた作品は、自宅の庭の木々と話をしたり、
 亡くなったはずの教祖様との対話があったりで、
 今ではそんなに突飛な感じはしないけど、
 90歳を過ぎてたから、変に誤解されたみたい。

 以前、郷里の沼津、我入道の芹沢文学館を訪れたことがあるが、
 連休というのに閉館していて、
 関心の持たれかたの現実を目の当たりにした。
 
 それでも、
 狩野川の淡水と駿河湾の海水が混じり合う河口付近の浜に立ち
 富士山を視野に入れたところで、文学碑を前にしたら、
 そのあっけらかんとした何にもなさが、妙に落ち着いて、
 「風に鳴る碑」と命名されていることを即座に体得した。

 こんな書がある。
  「幼かりし日
     われ
   父母にわかれ
     貧しく
   この浜辺に立ちて
     海の音
   風の声をききて
     はるかなる
   とつくにを想えり
        芹沢光治良」 
 
 大学卒業前に訪れた、
 新潟、寄居浜でも似たような感覚があった。
  「海へ行く道
    なにもなかった
   ぐみと砂と光
    海で貝とった
   そしてくった
        坂口安吾」
 
 悩める少年少女、いや年齢はこの際関係ない、
 何にもなくていい、何もしなくていい、
 何も言えなくていい、
 一人になれる場所に行って、
 ただそこに立って、少し黙ったほうがいい。
 一曲終りまで聴くぐらいは、心静かにありたい。
 
 一人だからってさびしがることはない、
 いつも遠くから、富士山はお節介な視線を送ってくれている。
 時々、近寄ったり爆発するけどね。

 ちょうど時間となりました...
 富士さんの話は、これにておしまい。
 富士通FMVにてお送りしました。


この3日間の文章、
お世話になったサロンに感謝しつつ、懐かしんで読み返した。

芹沢光治良については、またいつの日か...

明日からは、いつも通り。


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