(夜見る)夢に、少し変化があった。
以前ここでも、
『夢見の変化』と題して書いたことがあるが
その続きだろう。
最近はあまり見なくなったが、
以前からよく見る夢があった。
団体旅行の行く先々で
遅れをとって一人とり残される。
みんな乗車したバスを後ろから追いかけたり、
宿に着いたら、みんな出発した後だったり、
今では、夢の中で半ばあきらめて追うこともしなくなった。
先日もその感じで、夢がスタートした。
集団から少し距離があったが、
今回は集団の方から近づいてきた。
あれっ、と少し嬉しくなったのは良かったが
なぜか、ある踊りをこれからやるという。
踊ることそのものに異論はなかったが、
指定されたその踊りはどうしても踊りたくなかった。
天邪鬼や頑固で苦労したボクは、
せっかく誘ってくれたのに断るのはいつもの悪い癖かな...
と省みつつも
どうしても同意することが出来ないでいた。
そしたら突然、
はじかれるような嫌な感じではなく
促されるように背中を押されて
ボクは、その集団から離れていった。
一切の後悔もなく、
晴々と一人出て行った。
そして間もなく
向こうからバスがやって来るのが見えた。
ああ、またいつものように置いて行かれるのかな
と思っていたら
目の前にある停留所に止まるサインを出している。
一瞬ためらった...
えっ、乗っていいの?
ここで夢は終わってしまい、
バスには乗れずじまいだった。
残念だったが、
バスが迎えにやって来たことで、
ボクの選択に確信を持てた。
次はいろいろうまくやろう、
少し浮ついてしまった(笑)
変化をあせる必要はない、
自分のペースでやっていれば
チャンスは何度だってやって来る、
夢でも現実でもね。
そんな時、
自分の背中を自分で押してやればいい。
矢沢永吉『トラベリン・バス'04 ROCK-OPERA』
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