これまで、
ヒプノセラピー(催眠療法)について語るとき、
前世(過去世)療法をメインにしてきた。
ある問題に対して、
時空を超えて
劇的に改善をきたすことも多々あり、
また、ソウルメイトなど、
どこかロマンティックな要素も持ち合わせ
時折、マスコミに取り上げられることもあり
比較的馴染みやすいセラピーだと考えたから...
しかし、
ヒプノセラピー(催眠療法)には、
時間軸を設定したセラピーの中で、
もう一つ大きな柱がある。
年齢退行療法(幼児期、胎児期退行を含む)、
つまりは今生での問題発見・解決プロセスだ。
どうして、このセラピーを後回しにしてきたかと言うと
ブログで書くには、
少し重たい部分や、なかなかコンパクトにまとめにくい
要素が多いから。
と言うのも、前世(過去世)療法と言うのは、
どれだけクライアントにとって、
ネガティブな感情や状態にリアリティがあったとしても、
セッションが終われば、
いつもの日常にスッキリと戻ることが出来る。
しかし、年齢退行療法(幼児期、胎児期退行を含む)においては、
その問題の関係者が、現存し、身近にいて、
その内容もハードでツライものが結構ある。
もちろん、セッションにおいて、
そのフォローもしっかり行うのだけれども、
やはり、クライアント自身にとっては、
日常こそが、本当にセッションの効果を試される場所となる。
これは、一般論としても言える話。
どれだけ高尚な話や、
ありがたいメッセージを胸に抱いていたとしても
時に、身内などには、ぞんざいな態度、言葉をとりがちで、
お互いがっかりすることもある。
しかしながら、反省はしても、悲観することはなく、
あくまでお互いの学びの途中の遊戯ぐらいに考えておきたいが、
それでも、深刻、切実な状況はあるので、
セラピストは
セッションの後に想定されることなども考慮して
セッションに万全をきたす、
そして、クライアントにも
出来ることがあるとすれば、
恐らくそれは、
『決心』であるような気がする。
今日は、事例的なことはあえて書かなかったが、
それはまたの機会に
サディスティックミカバンド『タイムマシンにおねがい』
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